ベトナムで3か月以上の就労をする人は、入国するための入国ビザに加えてワークパーミットと呼ばれる労働許可書が必要となります。労働許可書は外国人がベトナムで自由に働ける就労ビザというわけではなく、特定の雇用主がサポートをして発行されるものとなっています。ワークパーミットを取得して働き始めても、転職をしたりして雇用主が変わると、持っているビザは無効となり、新規に取り直さなければいけなくなるという点はあらかじめ理解しておきたいものです。日本にいながらベトナムで雇用主を見つけた場合、入国ビザとワークパーミットを持ってベトナムに入国することができますし、入国してから就職活動をして雇用主が見つかった場合には、国内でビザの申請をすることも可能です。

 

ベトナムでの就労ビザ取得には、申請時にあらかじめ準備しておかなければいけない書類がいくつかあります。まず、日本政府が発行したパスポートおよび入国ビザのコピーは、かならず期限内のものを準備しておきましょう。学位を持っている人は、場合によっては卒業証明書も必要となり、大学側が英文で発行してくれる場合には英文のものを準備し、和文のみの場合には役所で交渉手続きをすることになります。また、健康診断が必要となるので、ベトナムのワークパミット申請のため健康診断を指定された病院で受けることになります。ちなみに、健康診断には健康保険は適用されないため、5000円〜1万円程度の費用がかかります。さらに、警察署で無犯罪証明書も取得しなければいけませんが、無犯罪証明書の申請にはベトナムの就労ビザ申請書など「無犯罪証明書が必要な理由」を提示することが義務付けられています。発行には1週間ぐらいの時間がかかるので、余裕を持って手続きしておきたいものです。その他には就労ビザに添付するカラー写真なども準備しておきましょう。

 

ベトナムで働くためには、就労ビザの他に入国ビザも取得しなければいけません。入国ビザは現地に15日以上滞在するなら観光客でも取得しなければいけないもので、基本的には申請すると即日発行が可能です。一方、就労ビザの場合には申請してから発行までに数週間かかるので、これから渡航する人は就労ビザ取得に合わせて渡航プランを立てることになります。

 

ベトナムで働くための就労ビザは、特定の雇用主で働くことで申請・発行してもらうことができます。そのため、これからベトナムに渡航して仕事をする予定の人でも、仕事先が決まっていない場合や、雇用主が就労ビザのサポートを行っていない場合などには、申請することはできません。ビザなしで働くとベトナム国内では法律に触れることになり、強制出国などの対象となってしまうので注意しましょう。日本国内で仕事を見つけられれば就労ビザを持って入国できるので理想的ですが、ベトナムに入国した後で就職活動をする場合には、日本へ一時帰国しなくてもベトナム国内で就労ビザの手続きを行うことができるので安心してくださいね。

 

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